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ソボクな疑問・・・軟水/硬水ってどんな水?どっちが良いの?

●軟水とは・・・「カルシウム」「マグネシウム」の量が少ない水

水道水の中には、いろいろな成分が含まれています。
それらの成分の中には「ミネラル」と呼ばれる成分があります。

≪ミネラルとは?≫

・カルシウム
・マグネシウム
・ナトリウム
・カリウム
・鉄分

など・・・

それらのミネラルの中の2種類、

「カルシウム」
「マグネシウム」

は、モノを硬くする性質があるので、まとめて・・・

「硬度成分」

と呼ばれています。

「硬度成分が少ない水」=「硬度が低い水」

といわれます。
軟水とは、硬度が低い水です。

つまり、軟水とは、カルシウム&マグネシウムの含有量が少ない水です。


●硬水とは・・・軟水とは逆で、硬度が高い水です。

つまり、カルシウム&マグネシウムの含有量が多い水です。

「軟水」と「硬水」を、はっきりと線引きすることはできません。

ここまでが軟水で、ここからが硬水・・・という基準は、
世界各国でも違うし、日本でも諸説あります。

・アメリカ硬度
・ドイツ硬度
・イギリス硬度
・フランス硬度

少なくとも、この4種類があります。
(現在、日本ではアメリカ硬度が採用されています)

・アメリカに比べて、ドイツは硬水の国だ。
・イギリスに比べて、フランスは硬水の国だ。

または・・・

・世界に比べて、日本は軟水の国だ。

こんなおおざっぱな区別しかされていませんでした。

どうしてそんなにおおざっぱなのか?

それは「飲み水」で考えることが多かったからです。
飲んだ場合、水の中の硬度成分は、微妙な味の差を感じるくらいです。
(料理やお茶にすると、多少違いがはっきりしてきます)

ところが。

肌に触れたときには、少しの硬度成分の違いが、
大きな差になってあらわれます。

硬度が高ければ高いほど、石鹸の泡立ちが悪くなったり、
肌を乾燥させたり、ちょっとした悩み(硬水のデメリット)が発生します。

そのちょっとしたデメリットは、肌の強い人にとっては、まったく気になりません。
しかし、軽い肌荒れから、アトピーなどの重い皮膚病の方やニキビなど、
肌トラブルで悩んでいる人の肌には、ダメージをあたえるのです。


2006年07月02日 2006年07月02日 14:20

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