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Q6.本当に肌にやさしい、究極の洗顔方法は?(理論編)
これまで、水と石鹸の意外な(?)関係についてお話してきました。
「結局、どんな水で、どんな石鹸を使ったらいいの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ここで、一度まとめてみましょう。
≪肌トラブル別、オススメの組み合わせ≫
【乾燥肌】・・・「軟水」×「オリーブ油」+「ココナツ(ヤシ)油など」
【脂性肌】・・・「軟水」×「ココナツ(ヤシ)油」+「パーム油など」
共通するのは「軟水」を使うということ。
軟水は、石鹸の洗浄力を邪魔する「石鹸カス」を作りません。
油の特徴も、かなりハッキリ出ます。
しっとり洗いたいなら、しっとり系の油で。
さっぱり洗いたいなら、さっぱり系の油で。
石鹸カスの影響を受けないことによって、油の特徴を生かして、理想どおりに洗うことができるのです。
ここで、ひとつ注意していただきたい点があります。
▼脂性肌の方
以前にもお話しましたが・・・
軟水の場合「ココナツ(ヤシ)油100%石鹸」では、洗浄力や、刺激性が強すぎて、肌が荒れてしまう可能性があります。
そこで「パーム油」など、その他の油も混ぜた石鹸の方がオススメです。
▼乾燥肌の方
軟水の場合でも「オリーブ油100%」ではなく、できればその他の油も混ざった石鹸がオススメです。
その理由は「泡立ち」にあります。
オリーブ油は、肌をしっとり洗い上げるのですが、そもそも”泡立ちが悪い”という特徴があります。
そこで、泡立ちを補うために、「ココナツ(ヤシ)油」「パーム核油」など、さっぱり系の油も混ぜた石鹸の方が良いのです。
※ただし、さっぱり系の油は、本来ならあまり使いたくない油です。
なるべく配合率が低いものを選びましょう。
また、泡立てネットなど、泡立ちを良くする道具を使うのもオススメです。
●まとめ!
≪肌トラブル別、オススメの組み合わせ≫
【乾燥肌】・・・「軟水」×「オリーブ油」+「ココナツ(ヤシ)油など」
【脂性肌】・・・「軟水」×「ココナツ(ヤシ)油」+「パーム油など」
共通するのは「軟水」を使うということ。
石鹸カスの影響を受けないことによって、洗浄力や油の特徴を生かして、理想どおりに洗うことができるのです。
2005年08月31日 2005年08月31日 20:42