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Q2.軟水(ソフトウォーター)で顔を洗ったら、どうなるの?
●軟水(ソフトウォーター)で顔を洗う前の、だいじな注意点って?
とにかく、石けんの選び方に注意してください。
普通の人は、自分がどんな種類の洗剤で顔を洗っているか、
(石鹸なのか、合成洗剤なのか?)
あまり知らないのではないかと思いますが・・・
「まず、調べてみてください」
と、お伝えしています。
なぜなら、洗剤によっては、水の中の硬度成分(カルシウム&マグネシウム)が多かろうが少なかろうが、まったく関係ないものもあるからです。
▼洗顔用の石けん・洗剤
・固形石けん
・液体石けん
・複合石けん(合成界面活性剤・純石けんが混ざったもの)
・合成洗剤その1(カルシウムとくっつくタイプ)
・合成洗剤その2(カルシウムとくっつかないタイプ)
これらの商品のなかで、注意してほしいのが、
「合成洗剤その2(カルシウムとくっつかないタイプ)」
このタイプの洗剤を使った時は、水を変えても、ほとんど違いがわからない場合があります。
となると、その洗剤を使っている方にとっては、
「軟水使っても、ちっとも変わらないよ?」
と思われてしまう可能性があるので。
●軟水(ソフトウォーター)で顔を洗ったら、どうなるの?
では、”カルシウムとくっつく”タイプの洗浄剤を使って、顔を洗ってみたとしましょう。
まず、おさらいです。
▼硬水(カルシウム&マグネシウムが入っている)の場合。
どうなるかというと、有名なコマーシャルのようになります。
「すすいだ瞬間、キュキュッと♪」
この良く言われる”キュキュッ”は、洗剤が落ちた音ではありません。
石けんカスが、肌にこびりついた音です。
(※お肌と食器ではまたちょっと違います。今回はお肌の場合ですよ)
【洗剤】+【水の中の硬度成分】=【石けんカス】
この【石けんカス】という言葉は、この先もたびたび出てくるので、良く覚えておいてくださいね!
▼あなたの使っている洗剤は、どっち?
普段、顔を洗っているときのことを、思い出してください。
すすいだ瞬間”キュキュッ”としている場合、あなたの使っている洗剤は、「カルシウムとくっつく」洗剤です。
すすいでも”キュキュッ”としない場合は?
先ほど述べたような、
「合成洗剤その2(カルシウムとくっつかないタイプ)」
を使っている可能性があります。
どちらの洗剤が良いのか?というお話も、そのうちさせていただきます。
▼軟水(カルシウム&マグネシウムが入っていない)の場合。
軟水を使った銭湯に行ったり、または”天然軟水地域”にお住まいの方は、もう充分ご存知だと思いますが・・・
軟水(ソフトウォーター)で洗ったときは、硬水とまったく逆のことが起こります。
「絶対に”キュキュッ”とならない!」
キュキュッ!とならないとしたら、どうなるかというと・・・
「しばらくずっと、ぬるぬるしている」
その”ぬるぬる”は、まるで石けんが落ちていないみたいです。
だから、初めて軟水で洗ったときは、いつまでもすすぎたくなってしまいます。
最低30秒以上すすげば、”石けん分”はほぼ落ちたと思って大丈夫です。
そして、慣れてくれば、軟水のぬるぬる感は、
『究極の、つるつる感』
に感じてくることでしょう。
これは、私やまわりの軟水ユーザーさんに、良く聞く話です。
しかも、そのつるつる感が、乾いたあとには”しっとり感”に変わってくれるんですよ。
●まとめ!
硬水(硬度成分が入った水)で顔を洗うと、すすいだ瞬間「キュキュッ」とします。
この良く言われる「キュキュッ」は、洗剤が落ちた音ではありません。
石けんカスが、肌にこびりついた音です。
【洗剤】+【水の中の硬度成分】=【石けんカス】
硬度成分を含まない、軟水(ソフトウォーター)で洗ったときは、絶対に「キュキュッ」としません。
「しばらくずっと、つるつる(ぬるぬる)している」
そのつるつる感が、乾いたあとには”しっとり感”に変わってくれるんですよ。
2005年08月31日 2005年08月31日 00:03