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お茶は、どんな水で淹れればいいの?【2008.5.7】
お茶と水道水の硬度について、簡単にまとめてみました。
(某掲示板にて、中国茶に関する質問があったため・・・)
お茶を淹れるときに、大事なのは「水質(硬度)」です。
とくに緑茶・紅茶は硬度の影響を受けて、特に色・香が変わります。
中には、軟水の方が好きな方と、硬水の方が好きな方とそれぞれです。
どちらが良いとは言えませんが、雑みの無い本格的な味をお好みでしたら、より軟水で淹れられることをお勧めします。
世界の硬度ですが、日本は中国や欧米に比べて水質が軟らかい「軟水の国」と言われています。
日本の平均硬度は、水道水で約50mg/Lです。
対して、中国は300~はあるでしょうか?(正確な情報不足です)
しかし「日本の水は・・・」「中国の水は・・・」と、よくひとくくりに言われますが、実際は地域で全然違うことがあります。
なので、中国のどこに行かれるのか分かりませんが、そこの水道局などあれば「硬度はいくつ?」と聞いてみてください。
硬度を知るためのより簡単な方法は、水周りの「水あか」をチェックすることです。
ヤカンや電気ポットに、白いガリガリが大量についているほど、硬度が高いです。
よりシンプルなお茶の選び方は「その土地でもっとも飲まれているお茶を選ぶ」ということでしょうか。
硬水地域にはその土地で育った食文化がありますので、それを探してトライして愉しむといいかもしれませんね☆
※お茶を使って、各種ミネラルウォーターで飲み比べをすると面白いです。
美味しく淹れる基本は、硬水でお茶を淹れるときは茶葉を多めに、軟水で淹れるときは茶葉を少なめに・・・と、水によって工夫することで美味しいお茶が楽しめますよ♪
2008年05月07日 2008年05月07日 14:24